PRこの記事には、提携先への見積もり相談のご案内を含みます。
蓄電池の補助金は千葉県では市町村が窓口で、千葉市・船橋市・柏市など多くの市で上限7万円です(2026年10月時点)。県の仕組み、主な7市の金額・申請の順番・受付状況、共同購入との併用の注意をまとめます。
この記事の目次
蓄電池の補助金は、千葉県では県に直接申請するのではなく、お住まいの市町村に申請します。県が市町村の補助を支える仕組みで、2026年度は54の市町村が実施し、千葉市・船橋市・柏市など多くの市で蓄電池は上限7万円です(2026年10月時点)。
この記事の要点
- 千葉県の蓄電池の補助は「県→市町村→家庭」の流れ。申請先はお住まいの市町村です
- 蓄電池は多くの市で上限7万円、V2Hは費用の10分の1・上限25万円。太陽光パネルがあることが条件の市が多い
- 太陽光パネルの補助は市ごとにあり、船橋市・市川市は予算に達して受付を終えました
- 八千代市は工事の14日前までに申請、千葉市・船橋市・柏市などは設置の後に申請。順番が市で逆です
金額・期間は2026年10月時点で各公式ページを確認したものです。どの補助も予算に達し次第終了する場合があります。申請前に必ず公式ページで最新の受付状況を確認してください。
千葉県の蓄電池の補助金は市町村が窓口
千葉県の家庭向けの補助は、「千葉県住宅用設備等脱炭素化促進事業」として、県が補助をする市町村にお金を出し、市町村が家庭に補助する形です。県は個人に直接は交付しておらず、申請は住んでいる市町村の制度に沿って行います。

- 県補助を実施する市町村に、県が補助金を出す。
- 市町村金額・条件・受付期間を決めて、家庭からの申請を受け付ける。
- 家庭住んでいる市町村に申請し、補助を受け取る。
県の制度で家庭向けの対象になっている設備は、エネファーム(家庭用燃料電池)、定置用リチウムイオン蓄電システム、窓の断熱改修、電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)、V2H充放電設備です。太陽光パネルは県の対象設備の一覧に入っておらず、市が独自に補助している場合があります。
2026年度に実施しているのは54市町村(37市・17町村)で、県のページに一覧と各市町村のページへのリンクがあります。この仕組みのため、蓄電池の上限7万円、V2Hの費用の10分の1・上限25万円、エネファームの上限10万円など、市が違っても金額がそろっている設備が多いのが千葉県の特徴です。
制度全体の問い合わせ先は、千葉県 環境生活部 温暖化対策推進課 企画調整班(043-223-4139)です。金額や受付状況は市町村ごとに違うので、申請の相談は市町村の担当課にします。
主な市の補助金(7市・2026年度)
人口の多い市を中心に、公式ページで2026年度の内容を確認できた7市をまとめました。

| 市 | 内容(2026年10月時点) |
|---|---|
| 千葉市 | 蓄電池 7万円、エネファーム 10万円、太陽光(既存住宅のみ)1kWあたり1万円・上限4.5万円 工事が終わってから申請。2026年5月1日〜2027年1月29日必着、先着(同じ日に予算を超えたら抽選) 10月21日時点の残りの目安: 蓄電池 約285件(予定約460件)、太陽光 約120件(予定約200件) |
| 船橋市 | 蓄電池 7万円(太陽光と併設)、V2H 費用の10分の1・上限25万円、太陽光 1kWあたり1.5万円・上限6万円(蓄電池かHEMSと併設) 設置の後に申請。2027年2月26日まで 太陽光は10月9日に予算を超えて受付終了。ほかは10月23日時点で約1,323万円が残る。県の共同購入で買った太陽光・蓄電池は対象外 |
| 松戸市 | 蓄電池 上限7万円、V2H 費用の10分の1・上限25万円、太陽光 1kWあたり2万円・上限6万円(2026年度に新設) 2026年4月1日〜2027年2月26日、受付順 県の共同購入「みんなのおうちに太陽光」と併用できると市が案内 |
| 市川市 | 蓄電池 上限7万円(太陽光がある家)、V2H 費用の10分の1・上限25万円、エネファーム 上限10万円 工事は2026年4月1日以降に着工、完了後に申請。2027年2月26日必着 住宅用太陽光は予算に達して受付終了。ほかは10月21日時点で約1,148万円が残る |
| 柏市 | 蓄電池 上限7万円(太陽光と併設)、V2H 費用の10分の1・上限25万円、エネファーム 上限10万円 設備の導入が終わってから申請。2026年5月1日〜2027年2月26日、先着 10月1日時点で約2,134万円が残る。太陽光は別の制度で「契約前に申請」 |
| 八千代市 | 蓄電池 7万円、V2H 費用の10分の1・上限25万円、エネファーム 10万円(太陽光単体は対象外) 工事を始める14日前までに申請。2027年1月29日まで 10月16日時点の残りは約94.9万円(予算の約6%) |
| 習志野市 | 蓄電池 上限7万円(太陽光と併設)、V2H 費用の10分の1・上限25万円、エネファーム 上限10万円(市営ガスは上限30万円) 導入後に窓口で申請(郵送不可)。2026年7月1日〜2027年2月26日、先着 9月30日時点で約446.8万円が残る |
※ 予算に達し次第終了する場合があります。申請前に各市の公式ページで最新の受付状況を確認してください。
表に無い市町村でも、県の一覧に載っていれば補助があります。県のページ「市町村の住宅用設備に関する補助事業」から、お住まいの市町村のページを開いて確かめてください。
申請の順番は市によって逆になる
千葉県では、設置の「前」に申請する市と「後」に申請する市が混ざっています。順番を間違えると補助は受けられないので、見積もりの前に確かめておくのがいちばん大事です。

八千代市は工事を始める14日前までに申請。始めた後の申請は受け付けない。柏市の太陽光は契約前に申請。
設置が終わってから、領収書や写真をそろえて申請する。
「後で申請」の市でも、着工日の条件があります。市川市・柏市は2026年4月1日以降に工事を始めたものが対象で、習志野市も4月1日以降に始めて完了したものが対象です。また、船橋市は太陽光パネルのすべてのパネルが写真に写っていないと受け付けないとしており、写真の撮り方まで決まっている市もあります。工事の前に、施工店に「どの写真が必要か」を伝えておくと、申請の手戻りが減ります。
県の共同購入と、市の補助の組み合わせ
千葉県は、補助とは別に、太陽光パネルと蓄電池の共同購入の仕組み「千葉県 みんなのおうちに太陽光」を用意しています。県と協定を結んだ事業者が参加者を集めてまとめて発注し、価格を下げる取り組みで、対象は県内に住む個人と県内の事業者、設備は10kW未満の太陽光と蓄電池です。2026年度の参加登録は2026年12月15日までで、事務局の電話は0120-723-100(平日10時〜18時)です。
ここで注意したいのが、市の補助との組み合わせです。
共同購入と市の補助を併用できると案内。
共同購入で買った太陽光・蓄電池は、市の補助の対象外。
同じ「県の共同購入」でも、市によって扱いが逆です。共同購入を考えている人は、登録の前に市の担当課に「共同購入で買っても市の補助を受けられるか」を確かめてください。
国の補助との組み合わせも市ごとに決まっています。船橋市は、国の補助と一緒に使えるが、国の補助の額を対象の費用から差し引くとしています。千葉市・柏市・習志野市も、ほかの補助を受けた額を差し引いて計算します。国の補助金は年度ごとに名前と条件が変わるため、別の記事でまとめます。
補助を入れた費用の考え方
蓄電池や太陽光の費用は、容量(kWh・kW)や機種、屋根の形、工事の内容で大きく変わるため、この記事では相場の数字は出しません。自分の負担は「見積もり額 − 使える補助の合計」で考えます。

千葉県の多くの市では蓄電池の補助が上限7万円で、金額の差は小さめです。差が出るのはV2H(費用の10分の1・上限25万円)や、太陽光の補助があるかどうかです。たとえば太陽光5kWを付ける場合、市川市の基準(1kWあたり5万円・上限22.5万円)なら22.5万円、松戸市の基準(1kWあたり2万円・上限6万円)なら6万円になり、同じ容量でも受け取れる額が大きく違います(市川市の住宅用太陽光は2026年度の受付を終えています)。
見積もりは同じ容量・同じ条件で2〜3社から取り、本体・工事・補助の申請の手伝いが分けて書かれているかを見ると比べやすくなります。
千葉県の日照時間と、海に近い家の注意
千葉県は、夏も冬も日照時間が比較的そろっている地域です。気象庁の平年値(1991〜2020年)で、千葉の年間の日照時間は1,945.5時間で、東京の1,926.7時間とほぼ同じです。

月ごとに見ると、千葉は1月(191.6時間)と8月(189.4時間)に日照が長く、梅雨の6月(126.9時間)と10月(131.6時間)に短くなります。冬だけでなく真夏も日照が長いのが千葉の特徴で、夏の昼間にエアコンを使う家ほど、発電した電気をそのまま家で使いやすくなります。
千葉県は三方を海に囲まれ、海の近くに住む家も多い地域です。海に近い家は、パネルや架台、室外に置く蓄電池が塩害地域に対応した製品かどうか、メーカーの設置条件を見積もりの段階で確かめておきます。台風のときの強い風に耐える固定方法になっているかも、屋根の工事の大事な確認点です。
実際の発電量は、屋根の向き・傾き・影、パネルの容量で変わります。見積もりでは自分の家の屋根で計算した発電量の見込みと、その前提を出してもらいます。
電力会社と売電・停電への備え
千葉県は東京電力のエリアで、電線につなぐ手続き(系統連系)は東京電力パワーグリッドと行います。手続きは施工店が進めるのが一般的ですが、売電の契約者は自分です。

市の補助の中には、売電の契約の形を条件にしているものがあります。船橋市の太陽光の補助は、売電の固定価格買取(FIT)などの契約がある設備が対象で、FITを使わない設備は対象外です。一方で、蓄電池・V2HについてはFITの契約は求めず、太陽光が家にあることを条件にしています。
停電のときに家の電気をまかなえるかは、蓄電池やV2Hの機種で変わります。家じゅうのコンセントに電気が来るのか(全負荷)、決めた部屋だけか(特定負荷)、停電のときに自動で切り替わるかを、見積もりのときに確かめておきます。
業者の選び方と訪問販売の注意
千葉県の市の補助には、業者に関する条件が付いているものがあります。市川市の太陽光の補助は市内の業者などが施工することが条件で、流山市は市内の事業者から買うことを条件にしています。補助を使う予定なら、業者を決める前に「その業者で補助の条件を満たせるか」を確かめます。
- 使う補助の名前と、申請の順番(工事の前か後か)を説明してくれるか
- 見積もりに容量・機種・工事の内容・保証が書かれているか
- 市が求める写真(パネル全体など)を撮ってくれるか
- 「今日決めれば」と契約を急がせていないか
訪問販売で契約した場合は、法律で決められた書面を受け取ってから8日以内ならクーリング・オフ(無条件の解約)ができます(消費者庁 特定商取引法ガイド)。困ったときは消費者ホットライン「188」に電話すると、住んでいる地域の消費生活センターなどの窓口を案内してもらえます(消費者庁)。
このサイトでは、千葉県で提携している施工店(最大3社)から相見積もりを取れる申込を受け付けています。提携施工店からは紹介料・広告料を受け取っています。
よくある質問
千葉県の蓄電池の補助金はいくらですか?
千葉県の蓄電池の補助金は、市町村ごとに決まっていて、千葉市・船橋市・松戸市・市川市・柏市・八千代市・習志野市はいずれも上限7万円です(2026年10月時点)。多くの市で太陽光パネルが家にあることが条件です。県は市町村を通して補助しているため、申請はお住まいの市町村にします。
千葉県に直接申請できる蓄電池の補助はありますか?
千葉県に家庭が直接申請する蓄電池の補助は、2026年度はありません。県は「千葉県住宅用設備等脱炭素化促進事業」で補助をする市町村を支えており、家庭の申請窓口は市町村です。県が直接受け付けているのは、太陽光と蓄電池の共同購入「千葉県 みんなのおうちに太陽光」の参加登録(2026年12月15日まで)です。
千葉県で太陽光パネルの補助はまだありますか?
千葉県の太陽光パネルの補助は市ごとにあり、2026年10月時点で千葉市(1kWあたり1万円・上限4.5万円)や松戸市(1kWあたり2万円・上限6万円)は受付が続いています。船橋市と市川市の住宅用太陽光の補助は予算に達して受付を終えました。
共同購入で買っても市の補助はもらえますか?
共同購入で買った場合に市の補助を受けられるかは、市によって違います。松戸市は県の共同購入との併用ができると案内していますが、船橋市は共同購入で買った太陽光・蓄電池を補助の対象外としています。登録の前に市の担当課に確かめてください。
工事が終わってからでも申請できますか?
工事が終わってから申請できるかは市によって違います。千葉市・船橋市・市川市・柏市・習志野市の蓄電池の補助は工事の後に申請しますが、八千代市は工事を始める14日前までの申請が必要で、柏市の太陽光は契約前の申請が必要です。
まとめ
千葉県の蓄電池の補助は、県が市町村を支える仕組みのため、申請先はお住まいの市町村です。蓄電池は多くの市で上限7万円とそろっている一方で、申請の順番(工事の前か後か)、太陽光パネルの補助の有無、共同購入との併用の可否は市ごとに違います。
八千代市のように予算の残りが少なくなっている市もあります。見積もりを取る前に、県のページからお住まいの市町村の補助を開き、「いま受付中か」「申請は工事の前か後か」「共同購入と一緒に使えるか」の3つを確かめておくと、補助を取りこぼさずに済みます。
金額・条件・受付状況は、毎週、各自治体の公式ページで確かめて更新しています。補助金は予算に達すると早めに締め切られることがあります。申請の前に、必ず各自治体の公式ページでご確認ください。
